3/21, 3/22 東京POPUP
アイテム説明
創業者グッチオ・グッチの一族が経営を担っていた時代の、スペシャルヴィンテージ。
1921年にイタリア・フィレンツェで創業し、旅行鞄や馬具に由来する高級皮革製品を中心に名声を築いたGUCCI。
創業者の死後は、息子であるアルド、ロドルフォ、ヴァスコらが事業を引き継ぎ、世界的なラグジュアリーブランドへと発展させていきました。
1960年代半ばからウェアの展開を開始し、1972年にはニューヨーク5番街に衣服を中心とした店舗をオープン。
今回ご紹介するのは、そんなGUCCIがレザーグッズの名門から総合的なファッションメゾンへと歩みを進めていた時代を彷彿とさせる一着です。
深みのあるダークブラウンのスエードレザーを贅沢に使用し、フロントには細かな格子状の立体的な加工を施した、非常に手の込んだ仕立て。
襟や袖、裾には滑らかなスエードの質感を残すことで、同色のレザーのみで豊かなコントラストを生み出しています。
フロントから袖口に至るまで配されたインターロッキングGのゴールドボタンに、ホースビットを思わせる金具を備えたフラップポケット。
内側には筆記体のGucciロゴと紋章が織り込まれた、ゴールドカラーの総柄ライニング。
さらに襟元には、現行品とは異なる筆記体の「Made in Italy by Gucci」タグが付属します。
華美な装飾に頼るのではなく、素材そのものの質感、緻密な加工、そして随所に配されたアイコニックな金具によって表現されたラグジュアリー。
現在のGUCCIとはまた異なる、イタリアの伝統的なレザークラフトを背景に持つメゾンならではの魅力が詰まっています。
半世紀近い時を経たスエード特有の風合いも、この個体が持つ唯一無二の表情。
同年代の資料や流通個体も限られる中、これほどまでに意匠を凝らしたヴィンテージGUCCIのレザージャケットは、そう簡単に出会えるものではありません。
ブランドの歴史とクラフツマンシップを存分に感じられる、特別な一着です。