3/21, 3/22 東京POPUP
SOLD OUT
アイテム説明
1990年代後半、COMME des GARÇONS HOMME は田中啓一のもとで“機能性と構築性の同居”をテーマに進化を遂げた時期にあたります。川久保玲さんの本ラインとは異なり、HOMME はリアルクローズとしての実用性を基盤にしながら、細部の構造や素材の選択によって“さりげない違和感”や“静かな実験性”を作品に宿らせることを特徴としていました。
1997年は特にその傾向が顕著で、異素材の切り替え・重量バランスのコントロール・テーラードの再構築が頻繁に取り入れられた年です。
本作はその象徴といえる一着で、上半身には落ち感としなやかさを備えたウールギャバジン系の綾織生地、下半身にはダイヤキルトを大胆に切り替えた、非常にHOMMEらしいコンセプトピースです。
ギャバジンの滑らかな表情と、キルティングの膨らみのある表面のコントラストにより、クラシックなテーラードのフォルムに“重心のズレ”が生じ、着るとわずかに下方向へ引き落とされる独特のドレープを描きます。
田中期が得意とした、“シルエットを布地そのものの物性で変化させる”アプローチが見事に現れたデザインです。
三つボタンの構築的な前立て、端正なラペル、控えめなショルダーなど、基本構造は極めてクラシック。しかし下身頃のキルティングがその印象を更新し、正統派のテーラリングとワークウェアのエレメントが交差するような、1990年代後半のHOMMEを象徴するハイブリッドな佇まいをつくり出しています。
裏地には上質なキュプラを採用し、袖通しや着心地にも妥協がありません。タグ表記からも明確に AD1997 と確認でき、Lサイズは当時の市場でも生産数が少なく、現在はアーカイブとして特に希少性の高い個体です。
現在、国内外で田中啓一期のHOMMEは評価が急上昇しており、特にこの時期の“素材切り替えテーラード”は人気の高いカテゴリー。
その中でもキルティング切り替えは、コレクションピースとしての完成度が高く、HOMMEらしい日常性とギャルソン的実験性の両面を最もわかりやすく体現したモデルといえます。
一見するとシンプルな黒のテーラードでありながら、構造・素材・重心のずらし方など、90s HOMME の思想が深く内包された一着。
アーカイブを探す上では間違いなくコレクション性の高いモデルです◎
着丈:76cm
身幅:58cm
袖丈 : 63cm
肩幅 : 50cm
表記サイズ:L
素材: 100% WOOL
LINING: 100% CUPRO
FILLING: 100% POLYESTER
推奨身長 : 150cm〜(◎)
155cm〜(◎)
160cm〜(◎)
165cm〜(◎)
170cm〜(◎)
175cm〜(◎)
180cm〜(◎)
状態 : B
<S>デッドストックや、使用感が極めて少ない状態。
<A>若干の使用感はあるが、状態の良いUSED。
<B>使用感はあるが、目立つ傷や大きな汚れはない。
<C>部分的に目立つ傷や汚れ、使用感がある状態。
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